2018年11月5日
朝起きると外はすごい霧。天気予報では会津地方は晴れとなっている。温泉に入り、すっきり。ちょっと多めの朝食をいただいて出発。
霧で紅葉が見えない

20分くらいで只見駅に到着。霧は相変わらず深い。時間は9時。時刻表を見ると9時30分発の小出行きの列車がある。到着は9時15分だそうです。駅のホーム側には10体くらいのかかしが飾られ、列車の乗客をお迎えしよう、と書かれている。神社散策しながら列車の到着を待つ。只見線は2011年7月の新潟・福島豪雨により只見〜会津川口が不通になっており、代行バスが運行されている。
只見駅
代行バス
かかしと紅葉
只見駅
近くの神社
電車がやってきました。霧はまだ晴れません

駅を後にして、一路田子倉ダムへ。途中、廃止になってしまった田子倉駅を通ります。1971年まで只見線は大白川から小出まで。只見から会津若松までは、会津線と呼ばれていました。ここは豪雪地帯のため、ぜひ、鉄道を!という地元の要望に応え、大白川、只見間が1971年8月につながり、只見線が全線開通しました。その際、新しく開業したのが田子倉駅です。開業当時は地上駅だったのですが、後にスノーシェードに覆われ、2013年3月16日に廃止になりました。
田子倉駅跡 立ち入り禁止なので隙間から撮影。
1971年9月4日に撮影した田子倉駅

10分くらいで田子倉ダムに到着。霧はまだ晴れません。
田子倉ダムと田子倉湖
30分くらい待機していると、段々と霧が晴れてきました。湖と霧と紅葉のコントラストがとても幻想的です。そして、完全に霧が晴れると目の前に浅草岳が現れました。ここは日本?という景色です。
田子倉湖

ここからは六十里越雪わり街道といわれる一番の絶景ポイントが続きます。実際走ってみると、どこも紅葉が見事です。ゆっくりと走りながら、車を止められるところでは止めて、紅葉をたっぷり堪能してきました。
六十里越雪わり街道
アイヨシの滝