5月30日
ウィーン市内観光
8:40出発。ウィーン市内を目指します。まず、向かったのはシェーンブルン宮殿。ヨハン・ベルンハルト・フィッシャー・フォン・エルラッハによって、17世紀末に建てられたバロック様式の宮殿です。ハプスブルグ家の家督を相続した、マリア・テレジアがここを自らの居城とし、大規模な増改築を開始しロココ様式の内装が施されました。マリア・テレジアがここに暮らした40年間はハプスブルグ家の絶頂期といえます。さすがウィーン一番の名所。かなり混雑しています。ガイドさんの「チケットを買って、指定の時間に遅れると入場できなくなりますので気をつけてください。」との一言にちょっとビックリ。中にはいり、ガイドさんの説明を聞きながら進んでいきます。そういえば他のツアーの人たちは全然いない。時間を区切って入場させているようです。中には1,441の部屋あり、両翼の端から端まで180mあるそうです。見学できるのは40室。マリーアントワネットの絵も飾られています。でも、昔の貴族はこんな宮殿にあんな豪華な衣装を着て暮らしていたんですね。
シェーンブルン宮殿


バスを降り、マリア・テレジア広場に向かいます。今日は日曜日。広場ではバザールをやっていました。とてもにぎやかです。おじいさんがお音楽を流したり、いろんなイベントが開かれています。ショップを覗いたり、パフォーマンスを見ながら、シュテファン大聖堂へ向かいました。ここは昨日、時間が余ったので訪れたところ。それを知らないガイドさんが一生懸命説明しています。そして、自由時間。大聖堂の前では民族衣装を着た人たちがフォークダンスを踊っています。観光客も混じって楽しそう。見とれているうちに自由時間がなくなってしまいました。
ハンドルを廻しながら音楽を・・・
ペーター教会
シュテファン大聖堂


昼食後ウィーン美術史美術館へ向かいます。たくさんの絵画に圧倒されました。これらの絵画はハプスブルグ家歴代の収集家によって集められたものだそうです。ブリューゲル、デューラー、ルーベンス、ラファエロ、そしてフェルメールもあります。圧倒されます。そしてこの美術館はフラッシュさえたかなければ撮影OK。太っ腹!約2時間の見学時間もあっという間に終わりました。
美術館に入ると・・・
ピーテル・ブリューゲル  農民の踊り
ヤン・ブルーゲル  青い花瓶の花束


さて、いよいよ自由時間です。ガイドさんの「山手線のように市内をグルリと廻れる路面電車がありますよ。」という一言に、面白そうだな、と思い乗ってみることにしました。「Vienna Ring Tram」シュテファン大聖堂を中心に市内を1週します。乗るとすぐに車掌さんが廻ってきて案内書とイァフォンを貸してくれます。座席の前にボックスがあり、イァフォンを差し込むと日本語で案内を聞くことができます。1週約30分。料金は6ユーロ。6時30から18時まで30分おきに発車します。結構満足してトラムをおりました。
そして、今日はレジデンスオーケストラクラシックコンサートを聴きに行きます。特にネクタイ着用というようなコンサートではなく、普通の洋服でOKです。私達が行ったのはアウスベルク宮殿。ウィーンでは色々なとこでコンサートをやっているそうです。演目はモーツアルトとヨハン・シュトラウス。「フィガロの結婚」や「トルコ行進曲」。
「美しき青きドナウ」「ラデツキー行進曲」、デュエットあり、バレーあり、あっと言う間の1時間半でした。満足してディナーへ。本当に充実した1日でした。
アウスベルク宮殿コンサート
Ring Tram-Ticket