2015年7月21日
朝から雨が降っています。今日は呉線沿線に行きます。呉線は電車の本数が少ないので、1本乗り遅れると2時間電車がありません。通勤通学時間のため、電車はかなり混んでいました。雨がだんだん激しくなってきました。この電車は広まで。ここで三原行きに乗り換えです。seven-elevenがあったので覗いてみたら、キャベツがあったので購入。ここからは電車がぐっと少なくなります。瀬戸内海を見ながらの旅、雨が上がってきて、太陽が出てきました。
ホテル近くの路面電車乗り場
路面電車
忠海(ただのうみ)で下車。歩いて10分くらいで港へ。ここから船で大久野島へ向かいます。大久野島は戦時中、毒ガス製造を行っていたため、秘密の島として地図からも消されていました。そのため、多くの施設が今も残っています。現在の大久野島は島全体が国民休暇村になっており、ウサギの島として有名です。約10分で到着。船を下りると、早速、ウサギが出迎えてくれます。この島には約600羽の野生のウサギがいるそうです。まずはバスで休暇村へ。ここが一番、ウサギが多くいるそうです。太陽が出て、暑いせいか、ウサギたちはなかなか、木の根っこから出てきてくれません。それでも、持ってきたキャベツをあげると、喜んで食べます。しかし、この辺りは観光客も多く、多くの人から餌をもらっているため、あまり積極的に食べてくれません。やはりここに1泊して、ウサギたちがおなかのすいている朝に来ないとダメみたいです。朝だと、涼しいし、餌をあげていると多くのウサギが集まってくるそうです。
大久野島は1時間くらいで歩いて島1周することができるというので歩いてみることにしました。ところどころにウサギたちはいます。あまり、餌をもらっていないらしく、結構喜んで食べてくれました。
忠海港
大久野島
毒ガス貯蔵庫跡
発電所跡
周りはきれいな海です
大久野島を後にして、呉線で竹原に向かいます。竹原は安芸の小京都と呼ばれ、古い町並みが残っている町です。駅を降りて10分くらい歩いたところに町並み保存地区があります。川沿いの道に頼山陽像が鎮座しています。頼山陽は竹原を故郷とした、江戸時代に活躍した儒者です。竹原の町家の特徴は、様々な格子が見られることです。
頼山陽像
町並み保存地区
竹原を後にして、呉に向かいます。目的は大和ミュージアム。駅を降りて中央桟橋に向かうと、大きな潜水艦の展示物が目に入ります。「てつのくじら館」、海上自衛隊呉史料館の展示物のようです。日本で唯一の実物の潜水艦の展示だそうです。そして、正面には大和ミュージアムが見えてきました。中には大和を忠実に再現した1/10の大きさの大和やゼロ戦、、回天などが展示されています。特に目についたのが人間魚雷回天。ゼロ戦にしろ回天にしろ、特攻という人の命を犠牲にする兵器が存在する、恐ろしさは後世に残していかないといけない、強く思いました。
てつのくじら館
大和ミュージアム
大和
ゼロ戦
人間魚雷 回天
呉港