6月1日。目を覚ますと何か嫌な音が・・・外を見るとかなりの雨が降っています。 空はどこまでも雲に覆われています。ちょっと暗い気持ちで乗り場へ行くと、先客が3名。話をしてみると韓国人でした。 山に登るのか聞いたところ、登るとのこと。雨はやむ気配もありません。迷った挙句、折角来たのだから何も見えなくてもいいや、 と思いながら登ってみることにしました。結局乗客は私を含めて4人。登っていくとウォルフガング湖がきれいに見えます。 しかしそれもつかの間。すぐに霧に覆われて何も見えなくなってしまいました。頂上は雨、霧、風が強く、外に出ることができません。 仕方がないので今乗ってきた列車で降りることにしました。帰りは我々4人のほかに頂上のホテルに泊まった団体が15人ほど乗ってきました。とても賑やかでした。
雨に煙るウォルフガンク湖
登山列車からの景色
列車の中
シャーフスベルク山頂
列車を降り、次は船でザンクトギルゲンを目指します。今回の旅で初めての湖上遊覧。 天気が良ければもっとよい景色が見られるのに・・・普段の行いの悪さを実感しました。ザンクトギルゲンにはモーツアルトの 像があるのですがなかなか見つかりません。バスターミナルに行ったらモントゼー行きのバスがすぐに来ることがわかりました。 バスの本数は少なく、これを逃すとかなり待たなければなりません。モントゼーは明日行く予定だったのですが今日行ってしまおうと、バスに乗り込みました。
船から見たウォルフガンク湖 天気がよければ・・・
ザンクト・ギルゲン
モーツアルトハウス
ターミナル近付近ツヴェルファーホルンへのロープウェイ
モントゼーの教区教会は映画でトラップ大佐とマリアが結婚式のロケを行った教会です。 バスターミナルから歩いて5分くらいのところにその教会はありました。中に入ると見覚えのある装飾が目に飛び込んできます。 中は結構暗いのでかなりの照明を使ったそうです。感慨に浸りながらしばらく時を過ごしました。教会から5分くらいのところにモント湖があります。 名前の語源になった月の形の湖だそうですがよくわかりませんでした。ここでも雨は降ったりやんだり、ぐずついた天気です。後 ろ髪を引かれる思いでモントゼーを後にザルツブルクに戻りました。
モントゼー 市庁舎
教区教会
教会前の広場
教会内部
教会内部
モント湖
モント湖付近
ホテル前の市場は姿を消していましたがミラベル庭園の目に屋台が出ていました。雨が降っていてゆっくり見ることができないのが残念でした。 ザッハトルテが食べたい、と思い出し、カフェ・ザッハへ。店に入ると好きなところに座ってください、とのこと。日本人の定番のザッハトルテとウィンナー・ミランジェ を注文。思ったほど高くありませんでした。おみやげにザッハトルテの小さいサイズとミドルサイズを購入。これをまた、家で食べられると思うとニンマリしてしまいます。
ホテルザッハ
ザッハトルテ