6月3日
今日はフュッセンとアウグスブルクに行く予定です。日曜日なのでバイエルンカードが9時前から使えます。 通常だとフュッセンまで直通で2時間で行けるのですが、工事区間があるらしく、アウグスブルク経由で行くことになります。 しかも3時間以上かかるので時間がもったいない。順調にアウグスブルクに到着、ここからフュッセン行きに乗り換えるのですが入ってきた 電車に乗り込んで座っているとフュッセンは前の車両だと言っている。仕方がないので車両を移る。フュッセン行きは2両なのでほぼ満席。 なんとか席を見つけて座ることができました。ここからは非電化区間の単線。のどかな景色の中を電車はゆっくりと走っていきます。 フュッセン到着。ほとんどの乗客はバスでノイシュバインシュタイ城に行ってしまいました。
フュッセンの駅前
ノイシュバンシュタイン城行きのバスに向かう人たち
フュッセンはとてもかわいい町でした。30分もあれば一回りできてしまうくらい小さな町です。 Tourist informationのかどのライフェン通りを右に曲がっていくと、ここが町の一番の繁華街。 蜂蜜で有名なな薬屋、シュタットアポテーケがすぐ左側にあります。お土産に蜂蜜を買おうと思って行って見ると・・・休みジャン。 ああ!今日は日曜日。残念!そしてこの通りを抜けていくと時計塔、そしてその奥にホーエス城があります。ここの壁にはだまし絵の窓がたくさん描かれています。 城の中も見学できるようになっていました。入り口のひげの立派な紳士からフュッセン市博物館にも入れる入場券を購入、 中に入ってみました。この城はアウグスブルク司教の夏の居城として建てられたそうです。
ライフェン通り
シュタットアポテーケ
時計塔
ホーエス城
ホーエス城のだまし絵 本物の窓はどれ?
ホーエス城からの景色
隣にあるフュッセン市博物館へ。さっきお城で買った入場券で入場。 ここは元修道院だったところ。2階にあるバイオリン工房の再現コーナーは見るものがありました。外の出ると印象的な建物がありました。 聖霊シュピタール教会です。正面に描かれた絵がとても印象的です。内部は荘厳な雰囲気を漂わせています。 やはりどこの教会の中も聖霊が宿っているようです。おなかがすいてきたのでカフェでお昼を。天気がよかったので外で食べるランチは最高でした。
聖霊シュピタール教会
フュッセンの町並み
レヒ川
フュッセンに来たら絶対に行ってみたいと思っていたのはロマンチック街道の終点です。 地図で見るとフランツィスカーナ修道院の近くにあるようになっています。シュピタール教会から一本道に見えるのですが近くに行っても見つかりません 。地元の人に聞いても場所は教えてくれるのですが見つかりません。あきらめて帰ろうと思ったのですが、もう一度ほかの道から行ってみようと思い 、バーンホフ通りに戻り、反対側から行ってみることにしました。しばらく歩いていくと目の前にフランツィスカーナ修道院があります。 その右側の細い道を入っていくと・・・ありました。反対側からは来られないようになっていたのです。ここにはまったくと 言ってほど観光客はいません。しばらく時間が止まったようなひとときを過ごすことができました。
フランツィスカーナ修道院へ行く途中
ロマンチック街道の終点の門
駅への帰り道、お土産屋さんを探していると、ゾンネホテルの一階のお土産屋さんが開いていたので、寄ってみました。レジには東洋人の女性が一人いるだけ。 支払いのとき、思わず日本語が出てしまったら、返答も日本語で返ってきました。日本人でした。こんな小さな町にも日本人がいるんだと感心してしまいました。
お土産屋さん
のどかなフュッセン駅のホーム
フュッセンを後にして、アウグスブルクへ向かいます。ローカル電車に揺られること2時間、わりとすいている電車はアウグスブルクの駅へ到着。この町はロマンチック街道最古の歴史を持っています。時間的にあまり余裕がないので市庁舎と大聖堂を見学することにしました。中央駅からまっすぐ歩いて行き、広い道を左に行くと市庁舎に到着します。双頭の鷲がとても立派です。市庁舎広場は工事中なのか塀に囲まれていました。時間があれば中を見学したかったのですが時間がないため、大聖堂へ向かいます。市庁舎から5分くらい歩いていくと目の前に大聖堂が現れました。この教会は司教の教会として904年に建築が始まったそうです。大聖堂を見学して同じ道を戻り、中央駅に戻りました。ここからミュンヘンまでは幹線の鉄道なのでひんぱんに電車が出ています。約40分でミュンヘンに到着。いよいよ明日は帰国です。長いようで短い毎日でした。
アウグスブルク中央駅
モーリッツ広場
モーリッツ広場
市庁舎
ロマンチック街道のバス
大聖堂
大聖堂