2016年6月17日
今日は昨日の天気と打って変わって曇り。天気予報を見ると、曇り、でも雨マークがありません。当初の予定通り、シャーフベルクの蒸気機関車に乗りに行くことしました。バスは昨日と同じ150番のポストバス。念のため、中央駅へ。でも、今日のバスはそんな混んでいませんでした。汽車が出るサンクトウォルフガングへは途中のサンクトギルゲンから船で行く方法とストローブルでバスを乗り換えていく方法があります。船だと、シャーフベルクバーンとのコンビチケットが買えるので、便利ですが、船の時間まで1時間以上待ちます。バスの方が1本前の列車に乗れるので、バスで行くことにしました。サンクトギルゲンを過ぎ、左手にウォルフガング湖が見えてきました。対岸にはサンクトウォルフガングの街が見え、シャーフベルク山は、頭に雲がかかっている。ちょっと嫌な予感が・・・ストローブルでバスを乗り換え、サンクトウォルフガングへ到着。乗り場はそんなに混んでいない。チケット売り場のおばさんも何も言わないでチケットを出してくれました。前回、来たときは山に登っても、雨と霧で何も見えないけど、いいですか?念を押されたけれど、今回はそれがない。
こんな景色が見られれば・・・
ウオルフガンク湖の定期船
この列車に乗ります
改札が始まり近くにいたので一番で入場、先頭車両の一番前の左側の席を確保、ベストな席取でした。列車は大きく揺れながら出発、競歩くらいの速さで進んでいきます。途中、野生の鹿が顔を出したり、眼下にはウォルフガング湖が綺麗に見えます。空は段々と明るくなってきて、期待が持てそう。風が強いのか雲の流れが急です。しかし、頂上に近づくと、一瞬で雲の中。
車内からの景色
すれ違う列車の車掌が降りて、ポイント切り替え
だいぶ登ってきました
列車を降りると、猛烈な風が吹いていて、とても寒い。昨日のIce caveよりももっと寒く感じる。まずは帰りの列車の予約をします。少し上にあるレストランに入ってお茶を飲んで、雲が切れるのを待ちまました。
山頂の駅
レストラン
うっすらとウォルフガンク湖が見えます
しばらくすると雲が切れてウォルフガング湖がきれいに見ます。その右側にはモントゼーもきれいに見えます。でも、すぐに雲に覆われ見えなくなったり、現れたり。
ウォルフガンク湖
モントゼー
でも、景色が見られたので満足して山を下りました。この蒸気機関車はサウンドオブミュージックのドレミの歌の部分で登場するのですが、その場所はどこか、注意深く見ていたのですがわかりませんでした。寒かったので予定より早く降りてきしまったので時間が余っています。
次の列車が登ってきました。この格好では寒いよ!
サンクトウォルフガンクの街
バートイシュルのカイザービラに行こう、と思いバスでバートイシュルへ。昨日、時間があれば行けたのですが、着いたのは5時ちょっと前。そのままザルツブルクに帰ってしまったので再度の訪問になりました。バートイシュルは晴れ、暑いくらいでした。
バートイシュル
バーンホフ通りを散策してから、カイザービラへ。ガイドツアーは出てしまったばかりなので、庭園を見学、きれいに整備された庭にちょっと離れると木々が周りを覆っています。ここで、フランツ・ヨーザフはエリザベートと出会ったんだ。姉のお見合いについてきたエリザベートはここで人生が大きく変わってしまいました。
カイザー・ヴィラ
結構早くザルツブルクに帰ってきたので、先日行こうとしたらカミナリのため断念した、カプチーナベルクへ。カフェが連なる、リンツアーガッセにある、登り口からかなりの急坂を昇っていきます。カプチーナ教会を見学。天井の大げさなフレスコ画はなく、 とてもシンプルな教会でした。
カプチーナベルク入口
カプチーナベルク
カプチーナ修道院
なおも昇っていくとモーツアルト像があります。写真を撮りたいのですがカップルが近くに座り、像の前には荷物が置かれている。はやくどかないかな、としばらく待ったのですが、動く様子がありません。しかたがないので、写真を撮りたいと言うと荷物を片付けてくれました。邪魔してごめんね。ここで今来た道を 戻り、ホーエンザルツブルク城が見える広場へ。ここと メンヒスベルクからの景色は抜群ですね。
モーツアルト像
カプチーナベルクからの景色
なおも降りていくと道が分かれ、急な階段で降りる道があったのでそちらから降りることにしました。しばらく降りていくと讃美歌の歌が聞こえてくる。聖ヨハネス教会。歴史がありそうな教会でした。
聖ヨハネス教会