2013年4月10日〜4月19日
4月10日 成田空港〜チューリッヒ空港〜サンモリッツ
4月11日 サンモリッツ〜ディアボレッツア〜ティラノ〜サンモリッツ
4月12日 サンモリッツ〜ティーフェンカステル〜マイエンフェルト〜ベルン〜グリンデルワルト
4月13日 グリンデルワルト〜ユングフラウヨッホ〜グリンデルワルト〜インターラーケン〜ブリンツ湖遊覧〜
グリンデワルト
4月14日 グリンデルワルト〜サースフェー〜テ−シュ〜ツェルマット
4月15日 ツェルマット〜スネガパラダイス〜ロートホルンパラダイス〜ゴルナーグラート
4月16日 ツェルマット〜テーシュ〜モントルー〜ラヴォー地区〜シャモニー
4月17日 シャモニー〜エギーユ・ドゥ・ミディ〜モンタンヴェール〜シャモニー
4月18日〜19日 シャモニー〜チューリッヒ空港〜成田空港
4月11日。
今日はレーティッシュ鉄道・ベルニナ線に乗って、ディアボレッツア、そして、ティラノに行く予定です。ツアーではディアボレッツアまで行くので、窓口でディアボレッツアからティラノまでの乗車券を購入します。ここで、スイスハーフフェアカードというものがあるのがわかり、これを購入。120SHFですがこれがあるとスイス国内の乗り物が半額になります。サンモリッツの駅には「サンモリッツ」と書かれた看板があります。そしてベルニナ線は箱根登山鉄道と姉妹鉄道になっているため、今回乗車した電車の一番前は「箱根」と書かれていました。ベルニナ線の電車はかなり、すいています。サンモリッツには雪がなかったのですが、段々と雪が見られるようになってきました。約40分の乗車で、ベルニナ・ディアボレッツア(Bernia Diavolezza)に到着。目の前にはピッチ・パリューがどんとそびえています。駅前からロープウエイで一気に2984mまで登ります。空は晴れているのですが、ところどころに雲があり、ピッツ・ベルニナの頂上は見えません。しばらくすると・・・一瞬、雲が途切れ、頂上が顔を出しました。右側を見ると、氷河が見えます。ここでの滞在時間は約1時間。添乗員さんの話ではここで高度に慣れてください、とのことでした。レストランに入ると、なんとフリーWIFiがつながります。食事をしながら、写真を日本にいる、家族に送ることができました。
スイスハーフフェアカード
サンモリッツ 泊まったホテル
ベルニナ線の電車
サンモリッツ駅
ディアボレッツアへのロープウエイ
ディアボレッツア
ディアボレッツアから
ロープウエイで駅前に戻り、ここからツアーと別れてティラノへ向かいます。他に4人の方が行くというので一緒に行くことにしました。12:28分発Poschiavo行き、やってきた電車はガラガラ。5人で1車両貸し切り状態です。この列車は途中のPoschiavo止まり。ここから2分の連絡でバスがTiranoまで出ています。電車はゆっくりしたスピードで走っていきます。ジグザグに走っているため、同じ谷間が右に見えたり、左に見えたり、席を移動するのが忙しい。オスピツィオ・ベルニナ駅は最高点にある駅だそうです。雪の中、ポツンと建っています。Alp Grumの駅の看板には日本語で「アルプ・グリュム」書いてあります。ゆっくり走っている電車ですが本当に飽きが来ません。駅の手前でアナウンスがあります。小さな駅は通過します。「stop on request」というアナウンスが度々あります。客席に入るドアのところにブザーがあるのですが、これを押すと電車は止まるみたいです。雪が段々なくなり、13:33分、Poschiavoに到着。駅前には連絡マイクロバスが待っています。乗客は我々5人を含めて9人。しばらく走っていくと、。見えてきました、ループ橋が。しっかり目に焼き付け、帰りの乗車に備えます。山道を走って行くとゲートでバスが停車。「Switzerland」と書いてある。国境だ!こんな山の中に国境がありました。係員が行けと合図。10秒くらいの停車で出発。すぐに「Italy」と書かれたゲートで停車。ここでもすぐに行けとの合図。あっけなく国境を通過してイタリアに入りました。
ディアボレッツアから乗った電車「箱根}
降りるときに押すボタン
オスピツィオ・ベルニナ
アルプ・グリュムの駅
ベルニナ線からの景色
終点 Poschiavo駅
ティラノへの連絡バス
バスから見えたループ橋
バスは市街地を抜けて、ティラノに到着。駅の裏側の到着。階段を降りて駅の正面へ。帰りの電車の時刻を確認しに駅舎に入っても、係員が一人もいません。若い女の子が座っていたので話しかけたら、英語が通じません。サンモリッツ、という言葉に反応して、立ち上がって一つの建物を指さします。お礼を言ってそちらに行くと、おお、ベルニナ線の電車が止まっている。先に行ったのはイタリア国鉄の駅舎だったようです。時刻表を確認すると、日本で調べていったとおりの電車があります。ティラノで1時間40分余裕があります。イタリアに来たら、まずはジェラートでしょう、とばかりに駅前のお店でジェラートを購入、うん、おいしい。満足。せっかくイタリアに来たのだから、スーパーで買い物を、と思い歩き回ってもどこのお店も閉まっています。ああ、シエスタ。お昼寝タイムだ、と納得。12時30分〜15時30分まで閉まっているお店がほとんどでした。仕方がないので駅に向かって歩いていると、教会が目に入りました。あそこに行ってみようと歩き始めました。ベルニナ線の線路が路面電車のように走っています。10分くらいで教会に着きましたマリア大聖堂。中に入ってみると、とても厳粛な感じがします。地元の人がお祈りをしています。椅子に座ってじっと目を閉じているとゆったりした気分になれました。写真を撮りたかったのですが、迷惑をかけてはいけないと思い、そっと教会を後にしました。
イタリア国鉄 ティラノ駅
スイス国鉄 ティラノ駅
ティラノ市内
マリア大聖堂付近のベルニナ線の線路
マリア大聖堂
駅に戻ると、電車が出発するまであと10分。とりあえず一番の前の車両に席を取ります。はたして、帰りも我々5人の貸し切り状態でした。駅を出ると、電車は先ほど行った教会の前を走ります。まるで路面電車のようにゆっくりと走っていきます。踏切の前で停車。どうしたのかなとみているといきなりバックをはじめ、駅に入っていきます。スィッチバック?しばらくして電車は発車。後ろを見ると、うん?後ろに貨物が連結されている。そのためのスィッチバック?これで編成が長くなり、ループ橋を渡る楽しみが増えました。しばらく走ると、見えてきました、ループ橋が。ここから高度を上げて行きます。もう少し編成が長いと橋をぐるりと電車が走っているのが見えたのですが、それでもかなり、満足できました。
ループ橋