2014年5月16日
今朝も雨。今回の旅行ではまだ、一度も晴れた日がありません。日ごろの行いが悪いのか・・・ 今日はダッハシュタインに行く予定です。でも、 この天気では山に上がっても景色は見えないでしょう。とにかく、バート・イシュルまで行って、天気の様子を見て、 ダッハシュタインに行くか、どうか決めようと、そそくさとに乗り込みます。ザルツブルクを離れるにつれて、雨脚は強くなっていきます。やはりダッハシュタインに行くのは無理のようです。 とにかく寒い。バート・イシュルに着いて、バーンホフ通りを歩いて行くと、朝市をやっている。ザルツブク程の規模はありませんが、この雨の中頑張っているようです。
バートイシュルの駅
朝市
トリンク・ハレ 飲泉ができるそうです。
聖ニコラス教区教会
寒いのでベーカリーでコーヒーとパンで一休み。どうしようかなと迷っていると目の前にテルメを発見。 ここは一丁温泉で体を温めようと思い、中に入って行きました。水着が借りられるかなと思ったら、買わなければいけませんでした。 テルメは4時間で€16とお手頃です。でも、タオルのレンタルが5.5ユーロもします。高いけれど仕方がありません。 中に入ると広いロッカーがあり、更衣室もあります。日本の温泉と違って水着着用の混浴です。着替えを済ませ、湯船に行くと・・・ まるで温泉プールのようです。浴槽は大きいのが2つ、露天が一つ、子供用が一つ、そして、もうひとつ外に流れるプールのような温泉がありました。 さっそく大きな浴槽に入ると・・・ふ、深い。私の身長は170cmですが、首までつかってしまいます。温度は低め。 泳いでいる人もいます。お湯をちょっと口に挟んでみると、しょっぱい。かなり塩分濃度が高いようです。そして浮力が高いのか、 体がすぐに浮かんでしまいます。ジャグジーやうたせ湯もあり、本当にリラックスできます。お湯につかったり、椅子に寝転んだり、結局3時間くらい過ごしてしまいました。
ザルツカーマングートテルメ 入り口
テルメのロッカー
自由に使えます
ジャグジ-
メインのお風呂、かなり深いです
救護施設
レストラン
リラックスルーム(別料金)
フィットネス(別料金)
外は相変わらずの雨。通りを歩いているとレストランを発見。名前はシシィ。 オーストリア皇妃のエリザベートの名前です。メニューをみると、前から試してみたいと思っていた、 spargel(ホワイトアスパラ)がありました。 これはこの時期にしか、味わえないもの。早速注文してみました。でも、量が多い。結局は食べきれませんでした。お味のほうは、○○でした。
カフェ シシィ
スパーゲル
かつての皇室御用達のケーキ屋さん、カフェ・ツァウナーを発見。ケーキをいただき、チョコレートを購入。満足満足。バート・イシュルにはカイザービラがあります。行きたかったのですが、 地図を見るとちょっと遠いようです。雨がかなり激しいので残念ながら訪問はあきらめました。バート・イシュルはフランツ・ヨーゼフがバイエルン公女とのお見合いのために訪れました。 その時、付き添いとして、やってきたのが、エリザベートでした。ヨーゼフは一目で彼女を気に入ってしまい、結局はエリザベートと結婚したのでした。 そんな歴史的なことも頭に入れておくと、訪れるのも楽しくなります。
バーンホフ通り
いただいた、ケーキ
駅に戻り、バスでサンクト・ギルゲンに向かいます。ここは天気が良ければ、ロープウェイでツヴェルファーホルンまで上ることもできるのですが、 山の上は雲の中。そしてこの街はモーツアルの母、アンナが生まれた家があります。その後、この家には3女のナンネルが暮らしています。この家は港の近くにあります。今はMozart Hausとして記念館になっています。ぜひ、見学したかったのですが閉館中です。地球の歩き方を見ると開館は6月から9月と書いてある。そういえば前回来たのも5月。そして雨。今回も見学することはできませんでした。 港から見る、ウォルフガンク湖は雨に煙って寒そう。前回はサンクト・ウォルフガンクから船で来んだんだっけ。シャーフベルクの登山列車の乗ったのに雨で何も見えなかった記憶がよみがえります。 どうも、ザルツカーマングート地方とは相性が悪いらしく、雨である。街には観光客は皆無。歩いていると、墓地を発見、ちょっと写真撮影。 市庁舎の前には幼いモーツアルトがバイオリンを弾いている像が立っています。この町の建物はとてもかわいいものが多いです。まさに、ザルツカーマングートという感じでした。
雨に煙る港
Mozart haus
墓地
サンクト・ギルゲンのかわいい建物たち
市庁舎前のモーツアルト像
天気が良ければこんな景色が見られるのかな?