2012年2月5日
ブリティッシュエアーウェーズの飛行機は予定より10分早く成田を出発、いざ、ロンドンを目指します。機内はほぼ満員、約12時間の旅です。順調に飛行してヒースロー空港に着陸。いさんでUK BORDRに行くととても長い列が・・・。入国審査を受けるのに1時間以上、またされました。荷物を受け取り、いざ、地下鉄へ。Oyster cardを購入し地下鉄で、今夜の宿がある、King's Crossの駅を目指します。乗った時はがらがらだった車両もKnights Bridgeを過ぎたあたりから込んできて、大きな荷物が邪魔になるほどでした。約、1時間の乗車でKing's Cross の駅に到着。ここの駅はユーロスターの出発駅である、St.Pancrasと繋がっています。30分くらい迷いながらやっとのことで宿に到着。荷物を置いて、さっそく駅の探検に・・・。目的はユーロスターの乗り口の確認と、この駅はハリーポッターシリーズでハリーが汽車に乗り込むためにやってきた駅のロケ地であること。そこをぜひ、見たいと思っていました。
ブリティッシュエアーウェーズの機内食
King's Crossの駅
King's Crossのホーム
St.Pancrasの駅
2月6日
昨日、乗ったPiccadily LineでCovent Gardenを目指します。ここはロンドンに来たら絶対に行きたいと思っていたところです。映画「My fair lady」のロケ地。当然、当時の面影は残っていませんが、雰囲気だけでも味わいたいと思っていました。現在はショッピングセンターになっていますが、時間が早かったため、ほとんど開いていませんでした。次は徒歩でトラファルガー広場を目指します。道を聞きながら15分くらいで到着。1805年のトラファルガーの海戦を記念して造られたそうです。ここもほとんど人出はありませんでした。地下鉄を乗り継いでウェストミンスター寺院へ・・・ここはイギリス国教会の教会。イギリス中世の大規模なゴシック建築です。2011年4月29日に英皇太子ウィリアム王子(Prince William)と婚約者のケイト・ミドルトンの結婚式が行われたことでも有名です。外へ出ると目の前にウェストミンスター寺院がデンと控えています。入口を探しながらあちらこちらへ・・・。見つかったのですが、事前にチケットを持っていないと入れないようです。午後2時にもう一度来てください、との案内に、あきらめてテムズ川へ。ここからクルーズをしながらタワーヒルを目指します。ロンドンブリッジが見えてきました。船はここが一番の見どころ、というように何回かビュースポットを廻ってくれます。普段、橋が上がることはないのですが、川の中からみる、ロンドンブリッジは格別なものがありました。
London under ground Piccadily Line
Covent Garden
トラファルガー広場
ウェストミンスター寺院 ビッグベン
テムズ川クルーズから
約1時間のクルーズを終え、タワーヒルで下船。近くにロンドン塔があります。ここも今回の旅では絶対に行きたかったところです。ロンドン塔はイングランドを征服したウィルアム1世が1078年、ロンドンを外敵から守るため堅固な要塞の建設を命じ、本体は約20年で完成した。ロンドン塔は数多くの塔から成り立っている。本丸とされる中央には、ホワイト塔と呼ばれる最も古い建物があり、その周囲をベル塔、血染めの塔、ブラック塔などと呼ばれる20ほどの塔や二つの礼拝堂、処刑場などが取り巻いている。ロンドン塔では多くの人が処刑された。中はとにかく広い。門をくぐり、進んでいくとブラッディー・タワーと書かれた地染めの塔が現れます。拷問の道具が展示されています。中には中世の衣装を着た人達がかなり歩いていました。
ロンドン塔
ロンドン塔を後にして、ロンドンブリッジをわたってみることにしました。車道の両側が歩道になっています。途中、The London Bridge ExperienceやTower Buridge Exhibitionなどがあるのですが今回はパス。ロンドンブリッジからの景色は船の中からのものとは違い、ここからのロンドン塔の眺めは最高でした。
ロンドンブリッジ
2月7日
今日は午後からユーロスターでパリに向かいます。午前中、時間があるので、British Museumに行ってみることにしました。ホテルのカウンターで聞いてみると近いらしい。very closeとの返事。徒歩でも10分くらいだという言葉を頼りに歩き始めます。しかし、中々つかない。道を聞きながら歩き、約30分でたどり着くことができました。ここは入場料は無料。9時頃到着。中に入ることはできるのですが、展示室への入室、マルチメディアガイドの貸し出しは10時からでした。British Museumは世界中の美術品や書籍など700万点がテーマごとに展示されています。日本の展示やローマ、ヨーロッパ、イスラム、中国、北アメリカ。その中でも特に目を引いたのがエジプトの展示。やはり、ミイラには目を見張らせられました。帰りは2階建てのバスでKing's Crossの駅まで戻ります。
British Museum
ロンドンオリンピックのメダル
一度ホテルに戻り、荷物を受け取り、勇んでSt.Pancrasの駅へ向かいます。ユーロスターのチケットは日本で購入済み。印刷したeチケットのバーコードを読み込ませると、ゲートが開きます。中に入るとさっそくのパスポートコントロールと荷物検査。あっけなく終了。空港よりも簡単でした。ホームのゲートがあくまで1時間30分あります。ちょっと早く来すぎたようです。そしてあこがれのユーロスターへ。座席は東海道新幹線の方が広め。でも、この電車で国境とドーバー海峡を越えて、パリまで行けるなんて、日本ではちょっと考えられません。とても新鮮な気持ちの2時間20分でした。
St.Pancrass 駅とユーロスター