2月8日
とにかく寒い。温度計がないので何度かわからないが、日本で経験したことのない寒さだ。Bonne Nouvelle駅から9号線でPont de sevresへ、乗り換えなしで行けます。ここからバスでヴェルサイユ宮殿に向かいます。もっと近いのかと思ったら、バスで30分くらいかかりました。Metroもバスもcarnetで乗れるのでとても便利です。ヴェルサイユ宮殿は1682年ルイ14世が建てた宮殿です。オーディオガイドを借り、中に入りました。各部屋に書かれている番号を入力すると説明が聞けます。便利ですね。宮殿の中は本当に豪華絢爛、鏡の間、王の寝室、戦闘の間、戴冠の間、マリーアントワネットの肖像画もあります。民衆が困窮しているときにこのような豪華な宮殿で贅沢な暮しをしていたわけですから、民衆の反乱もうなづけます
ヴェルサイユ宮殿
ヴェルサイユ宮殿を後に、C線の駅、Versaille-Rive Gaucheの駅に向かい、ここからエッフェル塔を目指します。ホームに入ると電車はすでに入線していました。2階建ての電車、当然2階の席に座ります。車内はあまり治安が良くないとのうわさを聞いていましたが、特に問題なく電車はTour Eiffelの駅に到着。エッフェル塔までは歩いてい10分弱。切符売り場は長蛇の列。右側をみると、すいている切符売り場が・・・いさんで切符を購入。中に入ると・・・エレベーターがない。目の前には延々と続く階段が・・・ああーー、ここは歩き専用の入口でした。高さ57.6mの第2展望台まで登ります。かなり疲れましたが、満足。やはり景色は最高。
エッフェル塔
エッフェル塔を後に、すぐ目の前にある、セーヌ川のクルーズに向かいました。クルーズ船は何社かが運営していますが、私が乗ったのは1番乗り場からのクルーズ船Batobus。1日券で何度も乗り降りができます。エッフェル塔を出発すると、オルセイミュージアム、サンジェルマン・デ・プレ、ジャルダンデプラント、ホテルヴィラ、ルーブル、凱旋門、そしてエッフェル塔に戻ってきます。クルーズ船からのエッフェル塔、シテ島のノートルダム寺院、そしていろいろな建物。バスや電車からの景色よりも身近に見ることができます。
いくつかの橋を渡っていくと、あれ?あの橋、鍵がたくさんぶら下がっている・・・。あの橋に行こう!とルーブルで下船。しばらく戻るとありました。ポン・デ・ザール橋。その橋のフェンスに2人の永遠の愛を込めた「愛の錠」をイニシャル付きで取り付けるのが流行となっている。そういえばテレビドラマの刑事ワンコでもここが出てきたっけ、と思い出しました。
ポン・デ・ザール橋
次に向かったのは凱旋門です。Metroで移動。パリのMetroは本当に便利です。乗り換えの案内もしっかりとしているので迷うことはありません。地下鉄を出ると、目の前に凱旋門がデンと控えています。地下通路を通り、凱旋門に登ってみることにしました。見た目、そんなには高くないと思っていたのに、いざ、歩いて登るとかなりきつい。やっとの思いで登り切り、外に出ると道路が放射状に延びているのが一目でわかります。遠くにはモンマルトルの丘も見えます。ここでお土産をゲット。レジのお姉さんの日本語にびっくりしました。本当にきれいな日本語。それだけ、日本人観光客が多いのですね。
凱旋門