2010年6月27日(日)~6月30日(水)
6月27日 成田~北京
6月28日 明の十三陵、万里の長城、頤和園(いわえん)
6月29日 天壇公園、天安門広場、故宮博物館(紫禁城)、前門大街散策
6月30日 北京~成田
6月27日
ネットで見つけた激安北京ツアー。日程表が届いて内容を見ると、成田発19時。フライト時間は3時間55分。時差が1時間あるので北京着は21時55分。ホテル到着予定24時。とある。最終日は北京発9時25分。ホテル出発予定6時30分。頭がクラクラしそうだ!なんとか実質2日間のツアーを楽しんできました。
今回のホテル Rosedale Hotel
ホテル前の公園
鳥の巣
6月28日
朝、出発まで時間があったのでホテルを出てみると、目の前に公園があります。入ってみると朝、7時なのに人がいっぱい。ランニングをしたり、バトミントンの羽のようなもので蹴鞠のようなゲームをしたりしている。中には池があり釣りをしている人もいます。空は晴れているのに何か、もやっている。
7時半ホテル出発。まずは鳥の巣に向かいます。見学は道路にバスを止めての遠くからの見学。とにかくデカイの一言。お土産やさんに一軒よって、明の十三陵(定陵)を目指します。ここは十三陵の中でも一番美しい姿を残していると言われています。駐車場を降りると物売りが寄ってきます。それを掻き分けながら進んでいき、門を過ぎいよいよ地下数10mに作られた地下墳墓に入っていきます。この地下墳墓は、床から壁面そして天井に至るまで大理石で作られているそうです。皇帝の玉座、皇后の玉座などを見ながら進んでいきます。それにしても月曜日なのにやたらと人が多い。外国人より中国人が圧倒的に多い。小学生くらいの子供も多い。もう夏休み?
明の十三陵
次に向かうのはお目当ての万里の長城。全長8851Kmの長さがあるそうです。今回は北京市内からも1時間くらいでいける八達嶺。男坂、女坂があり、男坂は急坂、女坂は比較的ゆるやか。自由時間は1時間。どちらに行こうか見渡してみると、女坂はアリの行列のように人が連なっている。それに引き換え男坂は人はまばら。これは男坂を行くっきゃないと!ということで男坂を目指しました。歩き始めてしばらくすると、いきなりの急坂。手すりにつかまりながら登っていきます。ロープウェイもあるらしいが激安ツアーには無縁のもの。約15分で北四桜に到着。眺めを最高。疲れも吹っ飛びます。しかし、日本人は私一人。数人の欧米人とあとは皆、中国人。女坂を登る観光客もほとんどが中国人。本当に人が多い。帰りの下りは登りよりも怖い。スニーカーでもかなりすべる。慎重に降りていく。まだ、時間があるので女坂の方も登ってみる。人が多く歩きにくい。写真を撮るのも一苦労。やはり男坂は正解でした。
女坂 空気がよどんでいます。
男坂 かなり急です。
万里の長城を後に北京市内に戻ります。次に訪れたのは頤和園(いわえん)。西太后の隠居後の居所として、光緒帝が前身の清漪園の再建を命じ、再建されたもの。昆明湖は万寿山の前面に広がる湖で総面積は220ヘクタール。平均水深は1.5mで最深部で3m程度の湖。人口湖で北京と大運河をつなぐ水路の水源として整備されたそうです。
頤和園(いわえん)
昆明湖 相変わらず霞んでいます。
太湖石
北京市内に戻り、地下鉄に乗ってみました。10号線。まだ新しいのきれいです。料金は2元。安~い!始発駅だったので乗ったときはすいていたのですが、止まる度に人が乗ってきます。そして、車両は新しいので快適ですが、わけのわからない音楽のようなものがスピーカーから流れているのと、乗客の話し声でとてもうるさい。降りる駅につくころには満員。降りようとしても、誰も道をあけてくれない。ドアのところもだれも降りて乗客を通そうとしない。なんとか掻き分けて降りることができました。日本の常識が通用しない一面でした。食事を終えてホテルへ。明日の故宮博物館を楽しみにベッドに入りました。
地下鉄入り口。荷物検査
乗車券 磁気になっている。
改札
電車