そろそろお昼をと思い、定番の鼎泰豊へ行ってみることにしました。本店は混むので支店の忠孝店へ。シャトルバスで市庁舎駅まで出てMRTで忠孝敦化の駅へ。駅から歩いて5分くらいで到着。12時30分。混んでいるだろうなと思いながら店に入ると、なんとすぐに注文用のレシートを受け取り、すんなりと席に着くことができました(^^♪。席にはメニューが置いてあり、先ほどのレシートに欲しい物の数量を書き込み、ウェイトレスに渡す仕組みのようです。小籠包と煮込み牛肉のスープ を注文しました。熱々の小籠包は本当に皮が薄く、ジューシー。一口かむと口の中にスープが広がります。牛肉のスープもこくがあっておいしかった。満足して店を後にしました。
煮込み牛肉のスープ
小籠包
次に向かうのは行天宮。忠孝敦化駅から板南線で忠孝新生駅へ。盧州線に乗り換え2駅で行天宮駅に到着。行天宮は駅から歩いて5分くらいのところにありました。中に入るとまず洗い場があり、お盆が沢山おいてあります。見ているとお盆の上に果物を乗せ、本堂の前で拝んでいます。中に入ると水色の服を着たボランティアの人たちが長い線香を配っています。私も1束もらってお祈りをしてきました。そして境内の箱に入っている三日月形の赤い木片(聖)を2つ取り、願い事をしながら聖を投げます。裏と表がでればOK。表と表はNO。裏と裏が出たときは神様に是非を問うような案件ではないと言うことらしい。裏と表が出たらおみくじを引いても良いと言う意味だそうです。私は表と表。NOでした(−−〆)
行天宮
入り口の洗い場
線香をもらえます
本堂に向かってお祈り
次に向かうのは故宮博物院。行天宮駅に戻り盧州線で民権西路へ。淡水線に乗り換え士林駅へ。電車を降り、案内板を探すとおばさんが案内板を見ている。故宮博物院へのバスの乗り場を尋ねると、日本語はほんの少しだけ、というので英語で聞いてみると、バス停まで一緒に行ってくれるとのこと。改札を出てバス停へ。すぐに紅30系統の故宮博物院行きのバスがやってくる。すると、おばさんが手を上げてバスを止めてくれました。ああー、そうだ!手を上げて止めないといけないのだ!と思い出し苦笑い・・・。15分くらいで到着。このバスは入り口の前まで行ってくれる。早速チケットを買って中へ。日本語のガイドマップも置いてある。B1がロビー。1階から3階までが展示スペースになっている。いろんな国の団体さんで中はいっぱい。日本人ツアーのガイドさんの横に何気なくついて説明を聞いてみる(^^♪1階は図書文献・仏像などが展示されている。2階は書画・陶器。3階は青銅器などが展示されている。とにかく広い。一日いても全部は見られないでしょう。一通り見学して外へ出る。
故宮博物院
パノラマモード
バス停に行くと高校生の集団がバスを待っています。バスが来て乗り込むと彼らと一緒。すぐにバスは満員に・・・いや、にぎやかなこと。なんとか士林駅に到着。再びMRTで圓山駅へ。ここから歩いて5分くらいのところに孔子廟があります。孔子は日本でも有名ですが、中国や台湾の主要都市には必ずと言っていいほど孔子廟があり、学問の神としてあがめられているそうです。そして孔子廟の隣に保安宮があります。無病息災を願って多くの人が訪れるそうです。
孔子廟
保安宮
保安宮を後にパイナップルケーキがおいしいという維格餅家を探します。信号のところで道を聞くと、言葉がわからないとのジェスチャー。そしたら近くにいたおばあさんが日本語で話しかけてきました。ここのお店を探していると言うと、「すぐ近くです。案内してあげましょう。ここのパイナップルケーキはとてもおいしいです」と一緒に行ってくれました。道々話しているとお年は83歳。孫がアメリカにいていつもお土産にそのお店のパイナップルケーキを持たせていると言っていました。無事、パイナップルケーキをゲット。おばあさん、ありがとうございます。時間は4時40分。忠烈祠での衛兵交代を見に行こうと店の人に道順を聞くとタクシーでないと無理です、とのこと。ガイドブックには圓山駅からタクシーで5分と書いてあったので、もっと近いと思ったのに・・・店の外でタクシーを待っていると、店の人が出てきてタクシーを止めてくれました。運転手と何か話しています。衛兵交代を見たいなら急げと言っている。早速乗り込み忠烈祠へ。タクシーを降りると、もう奥の方から交代の衛兵が行進しながら出てくるところでした。一糸乱れぬ行進(動画)はとても興味深いものでした。門の前の衛兵(動画)は1時間、身動きをしてはいけないそうです。大変ですね
忠烈祠
忠烈祠を後にバス停を探します。5分くらい歩くと、ありました。路線図があり、見ると8路線のバスが走っているようです。とにかく、MRTの駅ならどこでもいいので、近くにいる人にどこでもいいから駅に行きたい、と言うと、これはOK、これはダメと1路線づつ教えてくれます。そこでバスが来たらOKかだめか教えて欲しい、とお願いしました。バスが1台来ます。あれはOKだと言って、また、バスを止めてくれました。本当に親切です。無事、圓山駅に到着。バスを降りると、とてもにぎやか。花博をやっている。ちょっと見てみたい気もしましたが、今回は時間がないのでパス。迪化街に向かいます。MRTで民権西路へ。インフォメーションで道を聞くと大橋頭駅の方が近いというので再度、MRTで大橋頭駅へ向かいました。ここのインフォメーションで確認すると、750m位先だという。途中、道を聞きながらどうにか迪化街に着くことができました。ついてびっくり!ガイドブックやテレビで見た迪化街は古い町並みが続く静かな商店街。でも、目の前にある迪化街は上野のアメ横のように、多くの屋台が軒を連ねている。そうか、年末が近いからか?通りは人が溢れている。各、屋台からは威勢の良い呼び込みがあちらこちらで発せられている。ドライフルーツ、カラスミ。一通り歩いて試食でお腹がいっぱいになってしました(^^♪
迪化街
荷物も増えたし、疲れたので1度ホテルに戻ることにしました。魯州線で民権西路駅へ。淡水線に乗り換え台北車站駅へ。板南線に乗り換え西門駅へ。駅を降りると、朝とは景色が一変している。さすが台北の原宿と言いわれている西門町。すごい賑わいです。映画館のポスターが貼ってある。「大奥」を上映しているらしい。とても親しみを感じます。しばらく行くと見慣れない場所へ出てしまいました。迷子だ!全くホテルの位置がわからない。ホテルの住所を見せながら道を聞き、やっとのことでホテルに到着することができました(−−〆)荷物を置き夕食のため外出。帰りの道を頭に叩き込みながら歩く。西門町で見た目、かに玉のような写真のメニューが貼ってあったのでその食堂に入ってみました。実際に食べてみるとはんぺんのような味でした。スープはちょっと薄味でしたが若者が多い店だったので結構ボリュームもあり、食べ切れませんでした。食堂を出て、ホテルに戻ろうとすると・・・あれっ?見たことのない景色が・・・また、迷子に・・・(−−〆)ちょっと落ち込みながら道を聞き、ホテルへ戻りました。まだ、時間が早いのでマッサージへ。足裏マッサージを受けていると日本人の若い女性6人組が店へ。キャー!とか痛い!とか賑やか。今は卒業旅行の時期なんですね。
西門町
夕飯
1月21日
今日はもう帰国です。ホテル発は10時30分。時間があるので龍山寺へ行ってみることにしました。フロントで道を聞くと、歩くとちょっと遠いです。タクシーでも100元、と言っているけれど歩きたいので簡単な地図をもらいホテルを後にしました。今度こそ迷子にならないよう、道を確認しながら進む。台湾版10元ショップ発見。中をのぞいてみたいけれど営業は10時から。何度か道を聞きながら歩いていくと、レンガ造りのアーケードを発見。「無障礙坡道」と書かれた看板が付いている。中は博物館になっているようです。とってもいい雰囲気。ここはチェックしていないところだったのでちょっと感激しました。20分くらいで龍山寺へ到着。ここは台北を代表する古刹で本尊は観世音菩薩。中に入ってみるとすごい人ごみ。黒い服を着た人たちが歌のようなお経(動画)をを唱えている。ここでも長い線香を手にお祈りをしている人たちが沢山います。私も線香を手にお祈りをしてきました。そしてお守りを売っていたので1つ買ってきました。「開運招福」運が開けますように!寺を後に龍山寺の駅に行ってみると、沢山のホームレスの人がたむろしていました。通り過ぎるのもチョット怖い感じです。地下は商店街になっているのですが、朝が早いのでどこも閉まっていました。そろそろホテルへ戻ろうと今来た道を戻って行きます。3度目の正直。やっと迷わないでホテルに戻ることができました(^^♪
10時15分ころ、現地係員が車で迎えに来てくれました。免税店に立ち寄り空港へ。帰りは2時間30分のフライト。行きは4時間ちょっとかかったのでとても早く感じました。
今回、かけ足で台北を廻ったのですが、台湾の人たちは皆、親切でフレンドリーでとても快適に過ごすことができました。この旅行で台湾が大好きになりました。またの訪問を願って・・・!
10元ショップ
お掃除おじさん
無障礙坡道
龍山寺