5/21
まだ、朝が早いので博物館は開いていない。ウィーンのはずれにベートベンの散歩道がある。ここに行ってみようと思い、行きかたを調べるとハイリンゲンシュタットの近くだ。U4。もしくは中央駅からトラムD線で直通で行ける。行く前に明日のためにミッテ駅を下見しよう、と思い、トラムで出かけました。ミッテから空港に行くには、CAT(City Airport Train)かSバーン。ミッテで降りるとCAT乗り場への案内はとても目立ちます。案内板に従っていくと切符売り場があります。そしてその隣にはチェックインカウンターがありました。ここで飛行機のチェックインとラゲッジドロッピングもできるようです。Sバーン乗り場は地下にありました。よし、これでバッチシ!U4でハイリンゲンシュタットまで行き、Sバーンに乗り換え、 Nusdorfへ。そしてトラムで一駅、終点まで行きます。ここはベートベンが「田園」の構想を練ったと言われている小道です。田園と言うと、ディズニー映画の「ファンタジア」のアニメのイメージが強く、あんなイメージを持ってしまうのですが、ここは本当に静かな小道でした。
トラム D線
ベートーベンの散歩道入り口
ベートーベンの散歩道
トラムでカールスプラッツまで出て、Uバーンでプラターシュテルンへ。ここはプラター公園の最寄り駅。駅を降りると「RUNNING SUSHI」の看板が。ああ、回転寿司。ちょっと笑っちゃいました。 プラター公園は映画「第三の男」で有名な大きな観覧車があります。ぜひ、これには乗ってみたいと思っていました。12人くらい乗れるそうですが、今回は私とアメリカ人夫婦の3人。ここからの眺めは最高でした。
プラターシュテルン駅
プラター公園入口
観覧車からの景色
観覧車
トイレのドアの絵、第三の男のイメージ
Uバーンでシュテンファンプラッツへ。ここに来るのは何度目だろうおなかがすいたので、お昼を取ることにしました。お昼はカフェでランチをいただきました。天気もいいし、テラスはとてもいい気持ち。私が頼んだのはハンバーグのような味の肉料理でした。食事もおいしく、満足でした。お腹も落ち着いたのでモーツアルハウスへ。ここは実際にモーツアルトが住んでいた家だそうです。ここで彼は相当、豪華な生活をしていたそうです。当時、禁じられていたバクチに手を出し、莫大な借金を作ったそうです。でも、作曲家としてのモーツアルト絶頂期にあったそうです。
そして、次に向かったのは一番行ってみたかったミュージックハウス。作曲家ごとのブースや、いろいろな音を聞ける展示があります。でも、ここでの一番の楽しみはウィーンフィルのビデオを前にタクトを振るアトラクションがあることです。空いていたのでトライしてみました。うまくタクトを振れると最後に拍手の嵐。下手だと途中で終わってしまい、ブーイングの嵐。思うように振れず、ブーイングでした。
昼食をとったオーバーラー
スープ
メイン
デザート
ミュージックハウス
リンクをトラムで一周してみようとオペラ座前に。ここで2番のトラムに乗り、途中、1番のトラムに乗り換え元の所に戻ってきます。これはウィーンに来て、最初にやるべきことでした。でも、トラムの乗り方がよくわからなかったので今日で良かったのかもしれません。そして、D線のトラムでベルヴェデーレ宮殿へ。ここはトルコ軍からウィーンを救ったプリンツ・オイゲン公の夏の離宮だったそうです。今回、私が泊ったホテルの名前と同じだ!ここの庭園は素晴らしくきれいでした。何体かの上半身は女性の体、下半身は4足の動物の彫刻があります。展示では特にクリムトの作品が多く展示されています。有名な、「接吻」の絵も展示されていました。
ベルヴェデーレ庭園
疲れたので一度ホテルに戻り19時からのオペラ座のコンサートをパブリックビューイングで観賞しようとオペラ座に戻ってくると、やっていません。変だな?と思い、スクリーンをよく見ると、明日じゃん。がっかり。ドジってしまいました。
オペラ座